オールドメディアが云々、という話はともかく、まずはSNS規制、選挙関連のネット規制から論ずるべきでは?


凡その人にとって、驚きの結果となった兵庫県知事選ですが…
まあ結果がどうあれ、再選を果たしたとは言えこのサイコ〇ス、斎藤元彦知事の先行きが暗然たるものである事には変わりないでしょうが…

ともあれ、この選挙結果を受けて、にわかに取沙汰されているのが、オールドメディアの衰退についてや、オールドメディアvsSNS(ネット)の対立構図について。
まあ、それも解るんだけど、オールドメディア(所謂マスゴミ)の諸問題は以前から散々言われていた事で、今ここで改めて問題視するような事でもないのかなぁ、とも思ったり。
それはそれで、今回の選挙とはまた別の問題かとも思いますし。

それよりも、まず喫緊の課題としてオールドメディアが何かしら世に語りかける、問題提議するとしたら、まずは公職選挙法等、選挙関連のネット規制のあり方について等、そっちの問題からまず訴えかけるべきでは? と思いますね。

今年4月の衆議院東京15区補欠選挙、及び7月の東京都知事選では、あの俗物の立花の分家、つばさの党騒動があり、それについては選挙期間中は、オールドメディアは完全につばさの党の所業を黙殺。
「全く報じない」というメディア完封策で臨んだ。

まああんな連中の悪ふざけを超えた違法行為
(関係者は既に逮捕され、つい先日、関連する裁判も始まりましたよね)
を粛々と黙殺、は解りますけども、既存のマスゴミが足並み揃えて全く扱わないというのは、それはそれでどうなのかな、とも当時感じました。

ともあれ、つばさの党の関連報道については、選挙期間後には相応の報道がなされ、

「コレ公職選挙法その他の見直しが必要じゃね?」

という、ごく当たり前な世間の空気も醸成されつつあった。
がしかし、その後7・8・9月と、オリンピック~ 東南海地震の予兆?~ 自民党・立民党首選~ 衆院解散総選挙~ とビッグイベントが重なり、公職選挙法の見直し云々の話は何となく先送りに。
立花系の俗物は、首の皮一枚で命拾いした形。

で、今回の兵庫県知事選。
冒頭述べた通り、結果は大方の予想を裏切るものに。

この結果について、個人的に想うところは色々とありますが、それは一旦置いておいて…
これ、今回の結果で調子に乗る勢力って、立花系のみならず他にも多数存在すると思うのですが、そやつらをそのまま野放し、無規制でやりたい放題やらせといて良いものなんでしょうか…?
既存マスゴミがどうこうとか、そういう問題よりも、これって結構大問題だと思うんですけどね…

実際、今回の兵庫県知事選はこんな結果となりましたし、東京都知事選でもアレ? って感じになりましたしね。
都知事選も、石丸じゃなくてもう少しメジャーな、世間的にもまともに見える候補が立ってたら、百合子お婆さんを倒せはしなくとも、もう少し肉薄してたと思いますよ多分。

これはメディアが云々、という話でもないのですが、アメリカ様の従順な犬、従属国である日本国としては、宗主国であるアメリカ様のビッグテック企業には何ら規制はかけられない。
ビッグテック企業に限りませんがね。
アメリカの多国籍企業相手であっても、集団の力で正面切って苛烈な制裁をかけるEUとは大違い。
つまりは日本では、アメリカ様プレゼンツのネットメディア(SNSや動画サイト等)上では、どんな工作、自演、デマ流布等でも、実質的にやりたい放題。

最初にコレに目を付けた朝〇系エンタメ業界は、これらSNS・動画サイトをハック
(主に自演でのチャートハック、及びゴリ推し投稿の大量投下等)
する事で日本市場を席巻し、日本でそのハックPR手法に自信をつけた〇鮮系エンタメ業界は、本国アメリカに乗り込んでアメリカのエンタメ業界すらもハックした。

法的にほぼほぼ無規制の、相当量のボリューム、トラフィックを抱えた自演工作ツール、デマ流布、扇動ツールが何の対策も執られない、実効的な法的規制が執られないまま放置されていれば、朝〇系エンタメ業界のみならず、そりゃ政治ゴロは当たり前に活用しますわな。

他の事はともかく、とり急ぎ選挙関連の事柄については早急に問題点を詰めて法整備し、速やかに改正法を施行しないと、コレかなり危険だと思うんですけどね…
何せ選挙の結果を扇動工作で覆せる、影響を与えられる、となれば、それって国政の場では国体を揺るがす事になる訳でして、そうなると当然、他国政府から資金援助等を受けた勢力の、日本政治の扇動、混乱にも大いに活用される訳でして…
当たり前の話ですが。
武力攻撃せずとも勝手に混乱、自滅して国力を弱めてくれたらこれ幸い、ですからねぇ。

これまで散々国防について、偉そうに蘊蓄講釈垂れ流してた石破首相が、この情報防衛分野でノーガード戦法、ってのが意味が解りません。
まあそんな事やってる余裕無いか… それも自業自得なんだけど(汗

アホみたいに防衛(軍事)予算をジャブジャブ投じ、どんなに近代装備で兵装を固めても、それを指揮する指揮権を持つ人間、及びその周辺の人間が他国勢力の影響を受けていたりしたら、どうにもなんないでしょ?
それくらいの事が理解できない、この問題の重大性すら理解できないの? 軍事ヲタの石破首相は。

ま、どのみち石破であろうが誰であろうが、日本がアメリカ様の忠実な従属国である事に変わりは無いんだから、アメリカ様謹製のビッグテック企業に規制なんて無理でしょうが… 悲しいかな。
何せこの人達、既に飼われている方々ですから…
まあアメリカ様だけに飼われているなら、忠実なポチの立場である日本としてはまだ良し、なのかも知れませんが、こんな甘々ヌルヌルな規制状況だと、それ以外の勢力も、この状況に乗じて続々工作してきまっせ…?

日本に限りませんが、よく選挙関連では、

「ネットで、眠れる無党派層を掘り起こし~」

なんて事を言いますが、先のアメリカの大統領選、今回の兵庫県知事選等の結果を見ていると、

「ネットで、ちょっとガセだ陰謀論だのを吹き込めばホイホイ釣れる、眠れる低能B層を扇動し~」

の表現の方が、私的にはしっくりくる感じです。
こういった低能ポピュリズムな社会風潮、ちょっと怖いですね。
それってまさに、WW1・WW2前夜の世界の空気感に酷似したものですから…(汗

何とも気の重い話ですが、これが日本の現在地なんですね…(汗


#SNS規制法 #公職選挙法 #無法地帯のアメリカ謹製SNS #兵庫県知事選挙

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