「国民が物価高で苦労するのは本意ではない」
そりゃそうだ。
それについてはおそらく誰も異論は無い。
ただ、その補助金政策をいつまで続けるのか、という目途が全く立たない、出口戦略もズルズル、という中で、今後どうしていくのがベストなんでしょうかね…
どこかでやめなきゃいけない事は間違い無い訳なんだけど。
「電気・ガス価格激変緩和対策事業」
に関しては、2023年1月に始まり、終了~ 延長~ 終了~ 再延長~ (ry
…とエンドレスで延長され続けていますが、コレ、向こう5年くらいの期間範囲の中で完全終了できるもんなんだろうか…
世界第3位の原油産出国、ロシア×ウクライナは未だ戦争中…
現時点で終わりは見えない。
中東に目を向ければ、第6次中東戦争が現実味を帯びてきている。
こちらも向こう数年で落ち着く様な情勢では無い。
エネルギー価格が現状比で下落、安値価格帯で安定化する要素は何一つ無い。
むしろ悪化、高騰する要素しか無い。
エネ関連を除く物価高に関しても、そもそものところでの日本の国力の激劣化、円そのものの価値毀損によるものが大きいが、おそらく国力・円共に、今後は更に輪を掛けて激劣化するのは想定路線。
つまりは、現実的に考えて、もう物価高の是正(回復)、鎮静化の見込みは無い。
そうなると、現状はもう、認知症末期患者に対し人工的、強制的な栄養・水分補給をして無理矢理延命措置しているようなもんで、いつかは必ず終わりが来る。
それって即ち「激変」なんだろうけども、現状見てるとソフトランディングって難しいだろうし、そもそも現在の政府はソフトランディングさせる気があるのかすら疑わしい。
ニッポンのお家芸である、単に先送りしてるだけ、盲目的に将来世代にバックパスしてるだけちゃうんかい、と。
まあね、現在の日本の最大の人口ボリュームゾーン、この国の宝でもある団塊世代周辺の皆様方(現75歳周辺)は、もうあと数年もすればアーもスーも言えなくなるか、お迎えがくるからバックパス成功、逃げ切り完了、でしょうよ。
日本の現在の政策も、その世代の方々が最も喜ぶ様な形になる様にアジャストされている。
所謂シルバー民主主義、もっと言えば実質的なシルバー専制主義。
そりゃそうだよね。
そりゃ政治もシルバー層の方だけを見て政治するよね。最大の票田なんだから。
しかしそれも、あと数年~10年ほどで丸ごと消滅するけど。
で、残された、大量のツケを背負わされる現在の現役世代の近未来は、どう考えても「激変」必至なんだけども、それについてはどうするつもりなんだろね。
もう既に、年間で凡そ80万人ペースで人口が減り続ける事は確定している。
80万人っていう数字は、佐賀県や山梨県、福井県あたりの人口に相当する。
今年は山梨県が消滅して、来年は佐賀県が消滅して… くらいのインパクト。
既にその人口シュリンクは始まっている。
そんな縮小ジャパン、どんどん条件が悪くなる一方の劣化ジャパンで、物価高エネ高人手不足etc… あらゆる諸問題について、いつまで先送り、バックパスが可能なのか…
まあ、自らの意志でそのバックパスをやめるのって、無理なのかも知れんね。
重度のシ〇ブ中患者が、自らの強固な意志でシ〇ブ断ちできるとも思えんし。
結局は流されるまま行き着くまま… で、近い将来必ず訪れる「激変」でthe end、なんですかねぇ。
その日は突然やって来るのかなぁ…
すいません。単なる独り言です(汗