レバノン地上侵攻を開始したとなるとコレ、「第6次中東戦争」なんか…?


刻々と状況が変化する中東情勢…


上空でドンパチ、予定調和のミサイル花火大会(それでも大概危険なのですが)をやっているうちは、まだ事態制御のしようがあるのかも知れないけど、地上侵攻しだしたとなるとコレ、いよいよ「戦争」ですよね。
もう「紛争」のフェーズでは無い。


第5次なのか6次なのか、なんて数字がどうこうは置いといて、こりゃ「中東戦争」でしょうよもう。
ヒズボラでは無くイランが、イスラエルへ弾道ミサイル発射、との報道もあるし、もはや「紛争」と呼ぶには事態が拡大し過ぎた。


明らかに国家間の武力衝突であり、これを「戦争」と呼ばないのであれば、ウクライナも単なる「紛争」になる。
もうそんな、ダブルスタンダードの言葉遊びをしている様な情勢では無いでしょう。


西側諸国、イスラエル側のイランに対する見立てとしては、


「イランにまともな交戦能力等は無く、強い負荷を掛け続ければすぐに日和ってくる。」


「あの親米路線の腰抜けペゼシュキアン政権に、西側諸国を向こうに回してガチンコでやり合う意志、覚悟なんて無い。」


と、まあこんなところでしょうし、だからこそのナスララ師暗殺なんだろうし、レバノン空爆なんだろうし。


しかしコレ、イスラエルももう歯止めがきかない感じですね…
アメリカも大統領選で大混乱の最中、イスラエルに対しまともな制御が効いていない今、ドサクサ紛れに一気にフェーズを上げてきたなぁ… という印象です。


まあとは言えイスラエル側からすれば、2023年10月7日に発生した、ハマスによる人質拉致事件からもう一年が経つ訳ですよね。
(この地域の過去の歴史は一旦置いておいて)国際社会からも非難轟々の中、ガザに軍事侵攻を決行し、ガザに多くの民間人被害者を出した今、一年経った今も、未だに事態は何一つ進展していない。
ネタニヤフ政権の焦りも相当なものなんでしょう。
ガザ侵攻当初は、大方は数ヶ月でカタがつく、という見立てが大勢だった訳ですから。


ともあれ、国際社会からの歯止めが全く効いていないイスラエルは、今後どこに向かい、一体どこまでやるつもりなのでしょう…
終末思想を唱える方々が、自ら終末を招くマッチポンプみたいな真似をしてたら、さすがにそれは慈悲深きメシアも救済しないのでは…?


#第6次中東戦争 #第5次中東戦争 #レバノン侵攻 #イスラエル

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